モノクロ暗室用品紹介

自宅で暗室作業を行うには、さまざまな道具がかかせません。
必要な暗室用品をすべて紹介します。

 

正直、暗室道具はなかなか手に入れるのが難しくなってきていますが、みなさん工夫されています。

暗室用品記事一覧

ダークカーテン必要度 ★★★★★ダークカーテンは、自宅で写真暗室をするには欠かせません。写真暗室用の遮光カーテンのことで、ブラックカーテンとも言われます。インテリア用の遮光カーテンと違って、表面はビニ...

セーフライト必要度 ★★★★暗室は真っ暗なので、セーフライト(暗室ランプ)で照らします。印画紙の感光しない波長の光で、暗室を照らします。安全光とも言われます。印画紙にあわせ、セーフライトにはめるガラス...

暗室時計必要度 ★★★暗室時計があると、暗い暗室での時間の計測が簡単になります。現像の時間などを秒単位で計る必要があるので、その度に腕時計を光らせていたのでは間に合いません。腕時計でやっていた時期があ...

フォーカススコープ必要度 ★★★★★フォーカススコープを使うと、印画紙にピントがあっているのがハッキリと分かります。普通のルーペなどでは、のぞいたときに自分の頭が光を遮ってしまうのでピントを確認できま...

ダークバック必要度 ★★★★★ダークバッグは、チェンジバッグや、チェンジングバッグとも言われ、主にフィルムを扱うときに使う黒い袋です。フィルムは印画紙よりも感度がかなり高いので、ほんの少しの光でも当て...

イーゼル(イーゼルマスク)必要度 ★★★★★印画紙に露光するときに、印画紙を固定しておく道具です。引き伸ばし器の台に、オーバーマット(写真を額に入れるときの縁となる厚紙)などを片方だけテープで止めて置...

バット必要度 ★★★★★印画紙の現像に必須のアイテムです。重ねて置けますが、けっこうかさばります。覚悟しましょう…。現像液、停止液、定着液を満たして、印画紙を処理するのに使います。水洗にも使うので、最...

液温計必要度 ★★★★★必須です。暗室作業や、フィルムの現像には、薬液の温度管理がかかせません。やはり特に現像液の温度管理が重要です。停止液や定着液はそれほど神経質になる必要はありませんが、フィルム現...

竹ピン・プラピン・ステンレスピン必要度 ★★★竹製・プラスチック製・ステンレス製と、いろいろ種類がありますが、印画紙を扱うピンセットです。先端にゴムがついていて、印画紙がすべらないようになっています。...

現像タンク・リール必要度 ★★★★現像タンクとリールは、モノクロフィルムの現像するときに使う道具です。ラボに現像を外注してしまう方法もありますが、自宅で暗室をするなら、当然フィルムも自分で現像したくな...

保存用タンク必要度 ★★★粉から溶いた現像液や定着液を保存するためには、当然容器が必要です。ペットボトルなどの容器でも、工夫すれば問題は無いと思います。左の蛇腹のタンクは現像液の保存用で、右の容器は定...

メスカップ・攪拌棒必要度 ★★★★★メスカップは、要するにメモリの付いた計量カップです。攪拌棒は、粉の薬剤を溶かすときに使います。液状の薬を使うのであれば、かならずしも必要ではありません。メスカップ、...

恒温器必要度 ★エアコンやストーブで部屋の温度管理ができるなら、それほど必要ではありません。エアコンの無い部屋では、冬などの寒い時期にはあると助かります。上にバッドを置いて使います。電気器具なので、プ...

フィルムを現像したら、当然保存します。ネガシートに入れてファイリングすると思いますが、値段で適当に選んでませんか?長期間保存しておく間に、ビニールなどからガスが発生して、ネガを傷めてしまう場合がありま...

水洗の終わったフィルムを乾かすために、フィルムクリップをつかって吊るします。フィルムの端を、カチッというまで挟みます。とがった部分が、フィルムを突き抜けるので、ちょっとやそっとでは落ちません。フィルム...