バットは、現像液、停止液、定着液を満たして、印画紙を処理するのに使います。

バッド

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バッドは、現像液、停止液、定着液を満たして、印画紙を処理するのに使います。
水洗にも使うので、最低でも四つのバットが必要ということになります。

二浴現像や、二浴定着をする場合には、それだけ必要なバットが増えます。
色の違うバッドを用意して、それぞれを現像液用、停止液用、定着液用、水洗用と、専用のバットにした方がいいです。

万が一にも間違えないように、バッドに書いておいたほうがいいかも。
綺麗に洗ったつもりでも、どうしても薬剤がバットに残ってしまうからです。

特に現像液用のバッドは、使っていくうちにどんどんと黒くなってくるので、たまにはしっかりと擦って洗いましょう。
写真の赤いバッドが現像用なのですが、黒くなってますね…。

 

水洗用のバッドは、印画紙を何枚も溜めて使うことが多いので、他のバッドよりもかなり大きいものにしたほうがいいです。
といっても、水洗のしすぎは、印画紙の平面性を失うことにつながりますので、注意。

 

ステンレスのバッドもあります。
ステンレスのバッドは、熱の伝導率が高いので、大きめのバッドに氷水を入れて、そこに小さめのステンレスバットを入れて使えば、液温を効率よく下げることができます。

4×5のフィルムの皿現なども、ステンレスバッドを使ったほうが傷がつきません。

 

恒温器に乗せるのも、ステンレスバッドの方が熱が伝わりやすいですが、急に熱くなりすぎてしまうこともあるので、プラスチックのバッドの方が逆に使いやすいかもしれません。

 

私のおすすめの簡単液温管理法は、ペットボトルを使うことです。
夏場は、ペットボトルに水を入れて、凍らせたものを用意します。

液の温度を下げたいときには、直接液の中に凍ったペットボトルを入れてしまいます。
しばらくすると、すぐに液温が下がるでしょう。

 

冬には、お湯を入れたペットボトルを使えばOKです。

 

大きなバッドに、液をたくさんいれて、現像したほうがムラにもなりにくいし、現像液もへたりにくいのでいいのですが、現実的には、印画紙がぎりぎり入るバットを用意することになると思います。
なので、印画紙のサイズに応じたバッドを何種類か用意しておく必要があるかもしれません。

 

印画紙用プラスチックパッド

 

 

バッド必要度 ★★★★★
無いと暗室になりません…。

けっこうかさばります。覚悟しましょう…。


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