暗室時計
暗室時計必要度 ★★★
現像の時間などを秒単位で計る必要があるので、その度に腕時計を光らせていたのでは間に合いません。
腕時計でやっていた時期がありましたが、大変でした。
その腕時計の光で感光しないように気をつけたりして…。
暗室時計と言えばこの形です。
暗室内でも見やすい大型文字盤のストップウォッチ式のクォーツタイマーです。
ボタンを押せば秒針が「0」に戻せます。アラームも60分以内でセットできます。電池式です。
ただ、このLPLの暗室時計QT3は販売が終了してしまいました。
出回っている打ちに、オークションや中古カメラショップで手に入れましょう。
2019年現在、3,000〜5,000円程度で落札可能です。
無理に買わなくてもいいかも
あるとないとでは大違いですが、実は秒針の見やすい置時計があればそれで事足りる場合もあります。
セーフライトの光をうまく時計にあててやれば、けっこう見れます。
そんなことに労力を使うくらいなら素直に買った方がいいとは思いますが。
暗室内が明るければ、100円ショップなどで売っているキッチンタイマーでも問題ありません。
文字の大きいやつが見やすいです。
いずれにせよ、時間は計らなくてはならないので何らかの時計は必要になります。
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