自宅暗室の作り方

レンタル暗室などの整った設備を見ると、自宅でなんて無理だと思ってしまうかもしれません。
ですが、遮光と、引き伸ばし機を置く場所、現像作業をするスペース、あとは水場があれば、写真暗室はできます。

 

もちろん部屋をひとつ暗室専用にできれば一番ですが、そうじゃなくてもいいんです。
プリントするときだけ、ちょっと準備すれば自分の部屋が暗室になる。

 

そんな環境なら、ちょっと準備すれば手に入ります。

 

自分の家で、暗室にできそうな場所はないか、考えてみましょう。

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