組み立て暗室について

組み立て暗室とは、部屋の中に簡易暗室を設置する方法で、骨組みをダークカーテンで全体覆ったものです。
昔よくみた、布の簡易タンス?みたいな雰囲気です。

 

組立式暗室、卓上暗室、折りたたみ式暗室などの名称でいろいろと商品が出ています。
大きさもいろいろあるので、部屋に合ったものを選びましょう。

 

窓が大きくて遮光の難しい部屋などでも、暗室ができるのが一番の利点です。
急に他の人が部屋のドアを開けてしまっても大丈夫。

 

水洗などは台所やお風呂場を使用します。

 

組み立て暗室とは言っても、使うたびに組み立てるのではなく、組み立てたらそのままになると思います。
黒い立方体が常に部屋にあるのは、ハッキリ言ってかなりの圧迫感です。

 

そして、けっこう高価です。

 

バットは、組み立て暗室では、空間を節約するために、上下に重ねる感じで設置するのが普通ですが、これはかなり使いにくいです。

 

個人的には、遮光ができないから、どうしようもなく使うという以外には、おすすめできません。

 

あまってる広い部屋に、大きい組み立て暗室を置くというのならありかもしれませんが。
あと、熱もこもるので専用の換気扇を取り付けられるものもあります。

 

商品の紹介

 

完全遮光ができる、写真暗室向けのダークルームです。
内部に照明が付けられるので便利。

 

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これは、写真用の暗室ではないのですがかなり安いので紹介。
仕事に集中するための簡易ブースといった商品で、遮光も完璧とは言えません。

 

でも、1万円程度とかなり安いですし、簡単に折りたためてかなり小さくなるので、使うときだけ設置できます。

 

目張りをする必要はあるでしょうが、夜に暗室作業をするならこれでも十分だと思います。

 

ただ130cm角という狭さがネック。

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